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病気やケガに備える保険の選び方

入院や手術による、思わぬ出費に備えるための医療保険。
広い意味では、特定の病気に特化した「がん保険」なども含まれますが、ここではそれらを除き、一般的に病気やケガに広く対応する医療保険の選び方をご紹介します。

賢く選ぶための基準とは?

医療をスピーディーに、自分に合ったものを選ぶには、具体的な商品選択を始めるまえに、「選択する基準」をおおよそ決めておくのがコツ。

この基準が明確であればあるほど、その後の商品選びがサクサクできるようになります。

具体的には、以下のステップを踏んで決めていきます。

選び方のステップ

  • ・ステップ1:選択基準を決める
  • ・ステップ2:基準に基づき商品を選択する

ここでは、その「選択する基準」として、もっとも必要になる3つの基準をガイドします。

最も必要になる3つ基準 1.入院日額はいくら? 2.保険期間はいつまで?3.入院の継続日数は?

最も必要になる、3つの基準はコチラ!

入院日額はいくら?

これは、入院したら1日いくら支給されるのがよいか、という基準です。これについて参考になるデータをチェックしてみましょう。

生命保険文化センター「生活保障に関する調査 平成22年度版」のデータによると、入院一日当たりの自己負担・費用の金額は16,004円。さらにデータを詳しく見ると、1日10,000円以上かかるケースが大半を占めることがわかります。

入院一日あたりの自己負担・費用の金額

ちなみに同調査から、入院保険の男女別・加入平均金額を見ると、男性は11,000円で、女性は9,200円となっています。

入院日額の目安は、10,000円以上を検討し、保険全体の予算に応じて、15,000円くらいまで上乗せを考えればよいのではないでしょうか?

保険期間はいつまで?

これは、保険が有効な期間をいつまでにするか、という基準です。
期間の設定の仕方は、大きく3通りです。

【保険期間の設定の仕方】
年単位 10年・20年というもので更新は可能
年齢単位 40才、60才というもの
終身 保険期間が一生涯切れないもの

期間が短いと当初の支払いは安いですが、更新するたびにアップします。そしてほとんどの場合、最長80才以上は更新できない仕組みになっています。

ちなみに「平成21年 簡易生命表」から、80才になって生存している割合を見ると、男性で58.6%、女性で79.0%。また、「人口動態統計 2009年 死亡場所の内訳」から、日本人の死亡場所のデータを見ると、約80%(正確には78.4%)の人が入院をして、病院のベッドの上で最後を迎えます。

80才を過ぎてから入院をして、病院のベッドで死亡する人が非常に多いことから、保険期間は終身をオススメします。

予算上、どうしても終身にできない場合、年齢満了で、将来終身に移行できる商品を選ぶ方法もあります。

1入院の継続日数は?

これは、1回の連続した入院(1入院)で、入院給付金が受け取れる限度日数の基準です。1入院支払限度日数は、30日・60日・120日・360日・1000日などのタイプがあり、長くなるほど支払いは高くなります。

同じ病気やケガが原因で短期間で再入院した場合は、1回の入院とみなされ、支払限度日数は前回の入院日数と通算されます。退院の翌日から180日以上経過後に再入院した場合には、新たな入院とされることが一般的です。

1入院の継続日数を決める時に参考になるデータとしては、厚生労働省「平成17年度 入院患者の入院期間別 構成割合」があります。

入院患者の入院期間別 構成割合

もっとも一般的な60日型だと、入院の約50%がカバーでき、360日型・730日型にすれば、約90%の入院がカバーできることになります。

60日型以上の選択を最低ラインとして、予算に応じて120日型以上の保障を選択すると安心でしょう。

最も必要になる、3つの基準 まとめ

医療保険を選ぶ時に、最も必要になる3つの基準の目安をまとめると、以下の通りになります。

【最も必要になる3つ基準の目安】
入院日額 10,000円以上をひとつの目安として検討し、保険全体の予算に応じて、15,000円くらいまで上乗せを考える。
保険期間 終身がオススメ。予算上、どうしても終身にできない場合、年齢満了で、将来終身に移行できる商品を検討。
1入院の継続日数 60日型以上の選択を最低ラインとして、予算に応じて120日型以上の保障を選択する。

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