トップ > 選ぶ > 目的別 女性の保険の選び方 > 貯蓄に備える保険の選び方

貯蓄に備える保険の選び方

貯蓄性のある保険は、満期日に満期保険金、あるいは解約時に
解約返戻金を受け取ることができます。ここでは、貯蓄性を重視した
各種保険を選ぶ時の注意点や検討ポイントをガイドします。

貯蓄を目的に保険を考えるときの注意点

貯蓄性のある保険でも、保障部分を充実させると、その分保険料が上乗せされます。そのため、満期保険金や解約返戻金が、支払総額を下回る(元本割れ)可能性があります。

そうならないように、しっかり貯蓄率のいいもの、つまり「払ったより、多く戻ってくるもの」を選びたいもの。少なくとも、戻ってくる金額より支払総額の方が多い設計は避けた方がいいでしょう。

長期に金利を固定する場合は注意!

また、保険は、基本的に長期に金利を固定させるので、低金利の時代では、あまりオススメできません。ただし、運用リスクを取れる方で、ドルなど外貨建ての養老保険などの場合、話は別です。

貯蓄性を重視した保険を選ぶ時の検討ポイント

貯蓄性を重視した保険としては、学資(こども)保険、個人年金保険、変額個人年金保険があります。それぞれの特徴と、検討ポイントを説明します。

学資(こども)保険

【特徴】

  • 子供の将来の教育資金を蓄えられます。
  • 契約者に万一のことがあった場合、その後の保険料は不要です。
  • 子供に万一のことがあった場合は、既払込額相当額が払い戻されます。
    (もっと大きな死亡保障がついた商品もあります)
  • 病気やけがに対する保障がついていたり、特約でつけられたりします。

学資保険、こども保険など様々な呼び方がありますが、教育資金として100〜300万円くらいを積み立てていくのが、一般的な使い方です。加入できるのは、商品によって違いますが子供が0歳から10歳前くらいまでとなります。早めに加入した方が月々の支払額は抑えられます。

【検討ポイント】

学資保険には、資金の貯蓄機能を重視した「貯蓄タイプ」と、保障機能を付加した「保障タイプ」があります。「保障タイプ」は、貯蓄機能に加えて、病気やけがに備える保障が充実したものもありますが、その場合は、貯蓄性が低くなり、受け取れる金額が総支払額を下回ることがあります。

学資保険は、大学の入学関連費用分を蓄えることが主な目的の商品と考えましょう。親に万一のことがあった場合の子供の教育費の保障は、親の死亡保障で備えるのが基本です。

また、教育資金の備えは、学資保険だけでなく、親の死亡保障や他の資金準備方法など、トータルに考えるようにしましょう。

個人年金保険

【特徴】

  • 決められた年齢になると、支払った保険料を原資にして、年金を受け取れます。
  • 年金ではなく一時金として受け取ることができる商品もあります。
  • 年金受取開始前に死亡した場合は、それまでの払込相当額を死亡保険金として受け取れます。

国民年金や厚生年金などの公的年金とは別に、個人で老後のための資金を用意するための保険です。万一、年金を受け取れる年齢に達する前に死亡した場合は、それまでの払込相当額を死亡保険金として受け取れます。

【検討ポイント】

個人年金保険は、老後に備えてお金を積み立てていくタイプの保険です。総支払額と受け取る年金額を比較して貯蓄効果がどれくらいあるのか、十分検証することが大切です。

社会保険の年金給付開始年齢なども加味して、いつから年金を受け取るかを決定しましょう。また、年金の受け取り方にも様々なタイプがあるので、老後の生活イメージをしっかり描いて検討することが大切です。

変額個人年金保険

【特徴】

  • 決められた年齢になると、支払った金額を原資にして、年金を受け取れます。
  • 年金ではなく一時金として受け取ることもできます。
  • 受け取れる金額は、保険会社の運用成績によって増減します。
  • 年金受取開始前に死亡した場合は、それまでの払込相当額等(変動する場合もあり)を死亡保険金として受け取れます。

【検討ポイント】

変額個人年金保険は、老後資金の準備にあたって、リスクを負ってでも、より積極的な運用を目指すタイプの年金保険です。

いわゆる元本割れになる可能性があるので、リスクや運用方針、諸経費などの商品特性をきちんと理解して、自己責任で加入しましょう。

加入を検討するにあたっては、ライフプランや保険の知識に加え、資産運用に関する知識も必要です。

無料保険相談とは?

ページトップへ

無料相談

オススメサイト